業務フローには、複数の承認者の承認がなければ、次のフローに進ませない合議承認が必要なケースが多くあります。しかし、実際の現場では全員が承認すること以外にも、「指定人数以上の承認で次のフローに進めたい」というケースもあります。次のフローへの遷移条件を柔軟に設定して不要な承認時間を短縮したい、今回はそうした声に応える「SmartDB」の"遷移条件機能"をご紹介します。
遷移条件機能とは
業務の中には複数の承認者に対して同時に承認を得る、合議承認がありますよね。また合議承認のなかには、全員一致ではなく多数決承認で承認を進めたい、といった場合もあるのではないでしょうか。そんなときは、遷移条件機能を利用しましょう!たとえば、承認者の半数以上が承認した場合に、承認とみなして次のフローに遷移する、といった設定が簡単にできます。
遷移条件機能の活用効果・使用例
- 多数決で承認したい、全員一致でなくても承認としたい場合に簡単に設定できる!(承認とみなす基準は人数または割合で指定)
- 全員の確認を待たず、一定条件に達した時点で次に進む設定ができるので、不要な承認時間を短縮できる!
- 「承認」以外にも「確認」などさまざまな処理内容(アクション)でも使える!
遷移条件機能の設定方法
“遷移条件機能”を使うことで画面からの操作だけで、簡単に多数決承認を実現することができます。ここではプロセス定義(ワークフローの設定画面)で、遷移条件の設定をおこなう方法をご紹介します。
設定方法①:合議参加者が5人で、3人以上が「承認」したら承認とする
設定方法:ボタン・条件(実施回数)・遷移先のキーを指定する
このときチェックタイミングの欄を「実施する度に」に設定すると、5人全員が実施せずとも、3人が「承認」ボタンを押した時点で承認とみなされ、次のアクティビティに進みます。
設定方法②:合議参加者が5人で、50%以上が「承認」したら承認とする
設定方法:ボタン・条件(実施比率)・遷移先のキーを指定する
さまざまな業務において複数人の担当者で合議をおこなう場面があるのではないでしょうか。ぜひ「遷移条件機能」をご活用ください。
※お客さまのご利用形態によっては「遷移条件機能」がご利用いただけない場合がございます。
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